2018/11/08 【社会】 中国:宅配員の賃金上昇、「独身日」需要増で最高上海は月額13.45万円

 11月11日の「独身の日」を目前に控え、中国の都市部で宅配員の給与水準が上昇している。インターネット通販や物流企業が人手の確保に乗り出したためだ。全国最高の上海市では、10月の賃金レベルが宅配業で全国最高の8200人民元(約13万4500円)に達している。58同城(WUBA/NYSE)が8日に報告したデータで明らかになった。
 全国平均の10月賃金は、「宅配員」が7169人民元(約11万7600円)で募集されている。全国最高の上海市以下は、杭州市の8019人民元、南京市の7911人民元など。両市は北京市や深セン市という1線都市を上回った。
 全国的な人手不足が鮮明化している。2017年のこの時期と比較し、求人需要は8.54%高まった。求職者全体が示す「宅配員」に対する関心度も38.81%上昇したという。
 「独身の日」前後にかけて、宅配貨物の数量は年間で最も多くなる。国家郵政局は今年の配達は11月11〜16日に集中すると分析。全国の処理数について、前年同期比25%増の18億7000万件超に達すると予想した。この期間の1日当たり平均は、通常(1億3000万件)の2.4倍に相当する3億1000万件を見込む。ピークの日は23.9%増の4億1000万件に膨らむと想定した。

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