2018/12/06 【政策・政治】 中国華為の副董事長カナダで逮捕、米国が身柄送還要求

 中国の通信設備メーカー大手、華為技術(ファーウェイ)の孟晩舟・副董事長兼CFO(最高財務責任者)がカナダで逮捕されていたことが分かった。カナダ司法省が5日、明らかにしたもの。米国から孟氏の身柄送還を求められているという。複数メディアが6日伝えた。
 カナダ司法省によると、孟氏は今月1日、バンクーバーで逮捕された。7日に保釈聴聞会が開かれる予定という。逮捕の容疑など詳細は不明。孟氏の要請により、詳細の公表は控えられた。
 複数メディアはこれ以前に、米司法省が華為を捜査していると報じていた。米国が経済制裁を科すイランに対し、華為が製品を違法輸出した疑いがあるため。米司法省は4月、同じ理由で中国の中興通訊(ZTE:763/HK)に対し、米企業との取引を禁止する制裁を科した経緯がある(制裁措置は7月に解除)。
 逮捕された孟氏は、華為創業者である任正非氏の娘。華為は6日、逮捕の事実を認めた上で、「孟氏の不正行為について認識していない。カナダと米国の司法が公正な結論を下すと信じている」とのコメントを発表している。そのうえで、「自社は事業展開するすべての国で法律を順守している」と強調した。

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