2018/12/06 【経済・統計】 中国:ネット動画配信の利用者6.9億人、大手3社が顧客9割取り込む

 インターネット動画配信サービスの利用が急拡大している。中国のユーザー総数は、2018年6月末時点で総数6億9000万人規模にまで成長。前年同期比で5.2%増加し、ネット利用者全体の76%を占めるまでに膨張している。網絡視線听節目服務協会(中国ネット視聴番組サービス協会)がこのほど発表した「2018中国網絡視听発展研究報告」に記された。
 端末別のユーザー数は、スマートフォン(スマホ)が5億7800万人と主流。半年で5.3%増加した。コンテンツ別のユーザー数では、重複回答でショート動画が5億9400万人、ライブ動画が4億2500万人。ライブ動画の視聴者は半年で276万人増加した。同報告は、「いまや動画配信サービスは、ネットアミューズメント産業の中核に躍進した」と評価している。
 ネット動画配信サービス業の収入源は、広告料と有料コンテンツ視聴料、版権販売など。広告料収入は安定的に推移し、有料コンテンツ視聴料収入の比率は年々上昇しつつある。ネット動画配信サービス業は、すでに寡占態勢が構築された。大手3社の獲得したユーザーは、中国全体の89.6%を占める。優酷土豆(YOKU/NYSE)、愛奇芸(IQ/NASDAQ)、騰訊視頻(TencentVideo)の存在感が一段と高まったという。

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