2019/01/10 【経済・統計】 中国:人民銀が約2年ぶり「金」買い増し、保有1688.50トン

 中国の中央銀行が約2年ぶりに金の保有量を増やした。最新の統計によれば、中国人民銀行の擁する金準備は2018年12月末時点で5956万オンス(約1688.50トン)の規模。11月末比で32万オンス(約9.07トン)積み上げている。毎日経済新聞が10日付で伝えた。
 人民銀行は1978年以来、合計20回にわたって金を買い増している。なかでも2015年6月から2016年10月にかけては16回も購入した。ただ、それ以降、増減が報告されてこなかった経緯がある。
 ただ、外貨準備高に占める金保有は僅少といえよう。世界各国の中央銀行で比較すれば、中国の金保有は世界7位に低い。2018年9月時点でロシアの1970トンに追い抜かれた。ロシア外貨準備に対する比率は17%に上る。一方、中国は2.3%に過ぎない。米国やドイツよりも比率が低いだけに、ある専門家は買い増しの余地があると指摘した。
 世界を見渡せば、複数の中央銀行が2018年に金保有高の引き上げに動き出している。ポーランドの金準備量は、35年ぶりの高レベルを記録。ハンガリーは約32年ぶりに買い増した。

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