2019/03/05 【産業・企業】 中国:自家焙煎「GREYBOX COFFEE」北京進出、体験型店で差別化

 中国のコーヒーチェーン「GREYBOX COFFEE」が3月中に、北京市東城区のショッピングモール「東方新天地」に自家焙煎のコーヒーショップ「ROASTERS」を開業する。同店舗は客が店内で豆を焙煎する様子を見学し、コーヒーについて学びながら「焙煎したてのコーヒーを味わえる」のがセールスポイントだ。北京商報が2月28日付で伝えた。
 「GREYBOX COFFEE」が一般的なコーヒーショップにとどまらず、体験型の店を出した背景には、中国国内でコーヒーチェーンの競争が激化し、生き残りをかけて、他社との差別化を打ち出す必要性があるためだ。
 香港系の「パシフィック・コーヒー」も昨年12月、北京に自家焙煎の店を出店している。ほかにコーヒーの宅配が人気を集め、マクドナルドなどファストフードチェーン、セブン‐イレブンなどコンビニもコーヒー販売に注力しており、ライバルは数えきれない。
 「ROASTERS」は2018年9月に上海市で1号店をオープン。その後、湖北省武漢市に2号店を設け、北京店は3号店となる。「自家焙煎のコーヒー」は販売価格は全般に高めだが、中国の消費者にとって「高級」「こだわりがある」といったイメージがある。ただ、一般に焙煎したてのコーヒーは美味しくないとされているため、一部の消費者や専門家からはこの店のコンセプトに疑問の声も聞こえる。
 

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