2019/03/06 【経済・統計】 中国:「ロボットレストラン」開業加速、人件費削減に貢献

 中国で料理の注文から調理、配膳までをスマート機器やサービスロボットが担う「ロボットレストラン」が続々と誕生している。スマート機器やロボットの導入は飲食店の人件費を削減するほか、スマート機器経由で取集した注文内容などのビッグデータを店舗ごとの経営分析に活用できる。政府系メディアが4日付で伝えた。
 これまでにロボットレストランを開業したのは電子商取引大手の京東(JD.com)、阿里巴巴集団(アリババ・グループ・ホールディング:BABA/NYSE)、火鍋チェーンの海底撈、不動産大手の碧桂園HD(カントリー・ガーデン・ホールディングス:2007/HK)など。海底撈は昨年10月、北京市内で同社初のロボットレストランを開業した。入店待ちのエリアではモニターで待っている組数を確認でき、客が同社オリジナルのゲームに参加できる。店内では具材を乗せた皿をRFID(無線識別)タグで管理し、ロボットアームが配膳準備を担当。配膳や皿洗いもロボットが行う。
 海底撈はきめの細かい接客サービスで有名だ。ロボットの導入はビッグデータの活用以外に、任せられる部分はロボットに任せ、顧客とのコミュニケーションなど人でなければ難しい部分を手厚くする意図があるという。

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