新疆ウイグル自治区衛生健康委員会によれば、27日に新型コロナウイルスの新規感染者57人が確認された。うち18人が無症状から発症に転じている。全員がウルムチ市で確認された。複数メディアが伝えた。
　遼寧省大連市でもこの日、6人の新規感染者が見つかった。同市では22日、甘井子区大連湾地区の水産品加工会社「大連凱洋世界海鮮公司」の従業員を中心に集団感染が発生。27日午前0時までに確認された新規感染者38人のうち、30人が同社従業員とその家族だった。大連市当局は22日からPCR検査を開始し、27日までに計168万人の検査を終えている。
　また、大連湾地区を感染症の「高リスク」地区に格上げし、企業や商業施設の休業、学校の休校、同地区への出入制限などを始めた。地下鉄3号線の大連湾駅は閉鎖され、同地区を走る路線バスも運休・ルート変更を行っている。


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