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  ニュース     2020/09/16 18:59

中国:クーポン券で消費喚起、3.5〜5.8倍の潜在需要掘り起こし 無料記事

 クーポン券(消費券)の発行を通じた経済活性化策が中国各地で結実している。地方政府などが発行した消費券は新型コロナウイルス感染の流行以来、これまでに累計で300億人民元(約4660億円)を超えた。代金の一部に充当可能なクーポンの発行を通じ、数倍に上る消費を喚起している。経済日報が16日付で伝えた。
 各地方政府の導入したクーポン発行は、実体経済に数倍のポジティブ効果を生み出している。山西省の9都市による実施例によると、今年8月中旬までに発行された電子クーポンは総額1億9800万人民元の規模。実際に1億3500万人民元が使用され、約11億人民元に及ぶ消費需要を喚起したという。
 このほか北京市や浙江省、湖北省、江蘇省などが1億人民元以上を発行済み。さらに7月以降は、支付宝や微信支付、美団などが銀行、企業、商店と連携し、総額100億人民元以上を配布した。
 北京大学・光華管理学院の研究によると、クーポンがもたらす消費のレバレッジ効果は高い。政府が与えた1人民元の購入補助による実際の消費額は、3.5〜5.8人民元に達したとみられるという。3.5倍以上の消費を生み出した計算だ。


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