山東省の日照高新技術産業開発区（日照高新区）で28日、高周波IC（RFIC）などの生産工場が着工された。山東華楷微声電子科技有限公司が総額5億人民元を投資する予定。スマートフォン搭載用のRFIC、超小型の気体センサデバイスなどを生産する。DRAMeXchangeなどが伝えた。
　1億5000万人民元（約22億7000万円）を投じる第1期プロジェクトでは、SAWデュプレクサ（弾性表面波アンテナ共用器）などの生産ラインを整備する。年産能力は10億個（サイズ3.2×2.5mm）に設定し、年産額は8億人民元を想定した。
　第2期プロジェクトでは、韓国企業と技術提携し、超小型気体センサデバイスの生産に乗り出す方針。全面稼働時の年産額は50億人民元に上るとみている。
　日照高新区ではこの日、新規事業12件が一斉着工された。これらの投資額は合算で43億9200万人民元に達する。


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