アルテック（9972/東証1部）は21日、新型コロナウイルス感染症に伴う中国子会社4社の稼働状況について説明した。愛而泰可新材料（蘇州）有限公司、愛而泰可新材料（広州）有限公司、重慶愛而泰可新材料有限公司の3子会社は現地当局の承認を得て、2月10日から順次操業を再開している。一方、湖北省武漢市を拠点とする愛而泰可新材料（武漢）有限公司については、同省政府が省内の企業活動を3月10日午後12時まで規制しているため、3月11日以降の操業再開を目指す予定。なお、現時点で自社グループの従業員が新型肺炎に感染したとの報告は受けていないとしている。
　2020年11月期業績への影響については、新型肺炎が沈静化する時期、物流やサプライチェーンの状況など、現時点では未確定な要素が多いことから、合理的に見積もることは困難と説明。業績への影響が判明した場合には、速やかに公表する方針としている。


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