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  ニュース     2020/07/14 18:59

新興病原体「カンジダ・オーリス」、香港で新たに24人確認 無料記事

 香港で新興病原体「カンジダ・オーリス(Candida auris)」の保菌者が相次ぎ確認されている。先ごろ九龍西医院で報告されたのに続き、仁済医院でも追跡調査を実施。13日になって患者が少なくとも22人を数える実態を発表した。このほか北大嶋山医院でも患者2人が出ている。新たに見つかったこれら患者は、いまのところ侵襲性感染症などを引き起こしていない。香港特区新聞が13日に伝えた。
 “スーパー真菌” とも呼ばれるカンジダ・オーリスは、複数の抗真菌薬に耐性を有することが多い。侵襲性感染症を起こした場合、高い致死率を示す。カンジダ属菌種が引き起こすカンジダ症は、カビ(糸状菌)や酵母(酵母様真菌)を原因菌とする真菌感染症の一種。
 世界では、2009年に日本で初めて報告された。ある病院に入院していた70歳女性患者の外耳道の浸出液から分離し、帝京大学医真菌研究センターで特定されている。中分表記は「耳念珠菌」。その後、カンボジアやインド、イスラエル、ケニア、クウェート、パキスタン、南アフリカ、韓国、ベネズエラ、英国、スペイン、ベネズエラ、南アフリカ共和国などでもそれぞれ異なる種のカンジダ・オーリス感染症(血流感染を含む)が続々と報告された。


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