中国の国家統計局は19日、2020年1〜9月の国民1人当たり可処分所得について、前年同期比3.9％増の平均2万3781人民元（約37万円）だったと発表した。増加率は1〜6月の2.4％から加速している。物価変動要因を除いた実質ベースでは0.6％増。同期の国内総生産（GDP）成長率（0.7％）より小幅な下げにとどまった。
　うち、都市部住民の可処分所得は平均3万2821人民元。実質ベースで0.3％減少した。また、農村部住民の可処分所得は1万2297人民元。同1.6％増加している。都市部と農村部の収入格差は2.67倍で、前年同期から0.08ポイント縮小した。


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