【亜州ビジネス編集部】中国の不動産管理サービス業界が増収減益に見舞われている。大手100社の2023年業績は、粗利益が前年比0.81％増の平均3億2300万人民元（約69億円）、純利益が11.18％減の平均3385万5000人民元に停滞している。不動産調査の中国指数研究院が18日に発表した「2023中国物業服務百強企業研究報告」に記された。

　大手100社の管理面積は、前年比で6.21％増の平均6798万1000平方メートルに拡大している。うち大手10社の管理面積は13.01％増の4億5300万平方メートルに達した。

　一方、売上高は伸びを保っている。大手100社の売上高は、前年比4.56％増の平均15億5000万人民元に上った。うち大手10社の売上高は8.72％の142億4400万人民元に拡大している。


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