国家統計局の17日発表によると、中国の2023年半導体生産量は、前年比6.9％増の3514億個だった。22年は9.8％のマイナス成長（3242億個）だったため、2年ぶりにプラス成長を回復したものの、1桁台の伸びにとどまった。21年の実績3594億個を2.2％下回っている。集微網が19日報じた。
　低成長にとどまった理由としては、スマートフォンやパソコン（PC）製造メーカー向けの需要の不振や、米国が主導する対中制裁などが挙げられる。業界アナリストは、需要低迷は24年第1四半期も続き、回復の兆候は第2四半期にようやく表れるとの見方だ。
　既に発表されている中国の23年半導体貿易統計は、輸出量が前年比1.8％減の2678億個で、輸出額は10.1％減の1359億米ドル（約2兆1300億円）だった。輸入量は10.8％減の4795億個、輸入額は15.4％減の3494億米ドルだった。


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