ニュース 2023/07/28 12:33
中国:サル痘の予防計画発表、濃厚接触者は21日間自己観察
リスク管理・社会
【亜州ビジネス編集部】中国の国家疾病予防管理局と国家衛生健康委員会は26日、ウイルス感染症「サル痘(エムポックス)」の予防管理計画を発表した。各医療機関の皮膚科などに対応の強化を求めたほか、感染者の濃厚接触者に21日間の自己観察を命じる内容だ。光明網な複数メディアが伝えた。
同計画によると、サル痘のウイルスは粘膜や皮膚の傷から体内に入るケースが一般的。現段階の主要感染経路は男性間の性行為で、その他の経路による感染リスクは小さいという。
同計画では、税関などに出入国検査所での検疫強化を求め、申告内容や症状からサル痘のウイルス感染が疑われる場合は速やかに検査を行うよう命じた。
また、感染者の濃厚接触者について、接触日から起算して3週間(21日)を自己観察期間とした。通常の生活は認めるものの、期間中は他人との接触が禁止される。また、各地の防疫機関や医療機関に対し、自己観察期間中に7日に一度、電話や直接訪問により状況を報告するよう求めた。
世界保健機関(WHO)が14日発表したデータによると、今年以降の世界のサル痘感染者は計8万8288人。うち149人が死亡した。
中国でも今年に入り、感染者の確認が相次いでいる。6月以降に北京と広東で計4人、7月24日には青海省で1人の感染が確認されている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
同計画によると、サル痘のウイルスは粘膜や皮膚の傷から体内に入るケースが一般的。現段階の主要感染経路は男性間の性行為で、その他の経路による感染リスクは小さいという。
同計画では、税関などに出入国検査所での検疫強化を求め、申告内容や症状からサル痘のウイルス感染が疑われる場合は速やかに検査を行うよう命じた。
また、感染者の濃厚接触者について、接触日から起算して3週間(21日)を自己観察期間とした。通常の生活は認めるものの、期間中は他人との接触が禁止される。また、各地の防疫機関や医療機関に対し、自己観察期間中に7日に一度、電話や直接訪問により状況を報告するよう求めた。
世界保健機関(WHO)が14日発表したデータによると、今年以降の世界のサル痘感染者は計8万8288人。うち149人が死亡した。
中国でも今年に入り、感染者の確認が相次いでいる。6月以降に北京と広東で計4人、7月24日には青海省で1人の感染が確認されている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。