【亜州ビジネス編集部】米経済誌「グローバル・ファイナンス」がこのほど発表した2023年版「裕福な国」ランキングで、マカオが5位となり、12位の香港を上回った。同ランキングは購買力平価（PPP）ベースの1日当たりGDP（域内総生産）で比較したもの。22年版では香港が13位、マカオが16位だった。
　23年版のランキングによると、PPPベースの1人当たりGDPはマカオが8万9558米ドル（約1280万円）、香港が7万4598米ドルだった。
　1位となったのはアイルランドで、前年の2位から浮上。一方、前年首位だったルクセンブルクは2位に低下した。3～10位は順に、シンガポール、カタール、マカオ、アラブ首長国連邦（UAE）、スイス、ノルウェー、米国、サン・マリノ。このほか、台湾は14位、韓国は30位、英国は31位、日本は38位、ロシアは60位だった。


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