ニュース 2024/02/07 14:23
中国が南極で拠点拡大、5カ所目基地「秦嶺」が稼働
リスク管理・社会
【亜州ビジネス編集部】中国にとって5カ所目となる南極観測基地「秦嶺基地」が7日稼働した。面積5244平方メートルに達する同基地は、最大80人(夏季)の研究者を収容することが可能。太陽エネルギーと風力エネルギーをフルに活用し、新エネルギー比率が60%に達している。
国営メディアの新華社が同日報じたもの。秦嶺基地は南極ロス海のイネクスプレシブル島(Inexpressible Island)に位置する。基地の名称は、中国中部を東西に貫く山脈からとられた。
中国はこのほか、南極に長城基地、中山基地、崑崙基地、泰山基地を構える。戦略国際問題研究所(CSIS)はこれより先、秦嶺基地は衛星地上局を備えた観測所を擁する見通しで、「中国が南極大陸にアクセスする上で、大きなギャップを埋めることに寄与する」と指摘している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
国営メディアの新華社が同日報じたもの。秦嶺基地は南極ロス海のイネクスプレシブル島(Inexpressible Island)に位置する。基地の名称は、中国中部を東西に貫く山脈からとられた。
中国はこのほか、南極に長城基地、中山基地、崑崙基地、泰山基地を構える。戦略国際問題研究所(CSIS)はこれより先、秦嶺基地は衛星地上局を備えた観測所を擁する見通しで、「中国が南極大陸にアクセスする上で、大きなギャップを埋めることに寄与する」と指摘している。
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