ニュース 2023/10/10 09:55
デベロッパー碧桂園、オフショア債利払い再び遅延
産業・企業
【亜州ビジネス編集部】中国の不動産デベロッパー大手、碧桂園HD(カントリー・ガーデン・ホールディングス:2007/HK)が再び、米ドル建て社債の利払いを実施できなかったことが分かった。中国メディアの澎湃新聞が8日、債券保有者の話として報じたもの。ただ、利払いには30日間の猶予期間が設けられており、碧桂園もまだ猶予期限内にあることを認めている。
同債券は2024年1月に償還期限を迎える米ドル建て社債。毎年3月27日、9月27日に利払いが実施される。今回の利払い予定額は3860万米ドル(約58億円)だった。
碧桂園は今年8月に期限を迎えた米ドル建て社債2本について、30日間の猶予期間に入って支払いを終え、ひとまずデフォルト(債務不履行)を回避した経緯がある。
このほか、同社は公式SNS「微信(WeChat)」を通じて、9月末までに住宅42万戸を引き渡したと報告した。引き渡し総面積は5112万平米となっている。一部プロジェクトは予定を前倒しで引渡されているという。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
同債券は2024年1月に償還期限を迎える米ドル建て社債。毎年3月27日、9月27日に利払いが実施される。今回の利払い予定額は3860万米ドル(約58億円)だった。
碧桂園は今年8月に期限を迎えた米ドル建て社債2本について、30日間の猶予期間に入って支払いを終え、ひとまずデフォルト(債務不履行)を回避した経緯がある。
このほか、同社は公式SNS「微信(WeChat)」を通じて、9月末までに住宅42万戸を引き渡したと報告した。引き渡し総面積は5112万平米となっている。一部プロジェクトは予定を前倒しで引渡されているという。
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