ニュース 2023/11/16 13:20
SMICの7nm技術、米専門家が高評価
産業・企業
【亜州ビジネス編集部】中芯国際集成電路製造(SMIC:981/HK)の7ナノメートル(nm)プロセス技術が米国の半導体専門家から高い評価を受けた。米研究機関セミアナリシスの首席アナリスト、ダイラン・ペーテル氏が「歩留まりがとても高い。一部の工程では依然差があるものの、台湾積体電路製造(TSMC:2330/TW)の既存の7nmプロセスに接近したと見るべきだ」と発言した。台湾・工商時報が15日報じた。
ペーテル氏はSMICの実力について、「米国が相次いで規制を打ち出す最悪の状況の下でもTSMCから数年の遅れをとるにすぎず、インテル(INTC/NASDAQ)とサムスン電子からは2~3年遅れているにすぎない」と指摘した。
SMICの7nmは、華為技術有限公司(ファーウェイ)の「HUAWEI Mate 60 Pro」のSoC(システム・オン・チップ)「麒麟(Kirin)9000S」に採用されたことで大きな注目を集めた。同機種の深刻な供給不足についてペーテル氏は「市場の膨大な需要を反映したもので、SMICの7nmの歩留まりが低いためではない」との見方を示した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
ペーテル氏はSMICの実力について、「米国が相次いで規制を打ち出す最悪の状況の下でもTSMCから数年の遅れをとるにすぎず、インテル(INTC/NASDAQ)とサムスン電子からは2~3年遅れているにすぎない」と指摘した。
SMICの7nmは、華為技術有限公司(ファーウェイ)の「HUAWEI Mate 60 Pro」のSoC(システム・オン・チップ)「麒麟(Kirin)9000S」に採用されたことで大きな注目を集めた。同機種の深刻な供給不足についてペーテル氏は「市場の膨大な需要を反映したもので、SMICの7nmの歩留まりが低いためではない」との見方を示した。
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