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  ニュース     2023/07/27 11:39

中国:広東でコレラ確認、青海ではサル痘感染者 無料記事

 【亜州ビジネス編集部】広東省衛生健康委員会は25日、今年6月の法定伝染病の感染状況を発表し、コレラ患者1人を確認したことを明らかにした。同省の6月の法定伝染病患者は33万474人、死者は137人だった。澎湃新聞が伝えた。
 また、青海省の保健当局によると、省都の西寧市で24日、サル痘(エムポックス)感染者1人が確認された。省外の感染者との濃厚接触者だという。感染者は集中治療室で治療を受けているが、容体は安定している。
 中国の法定伝染病は甲乙丙の3種類。広東省の6月の感染者のうち乙類は13万760人で、新型コロナウイルス、B型肝炎、梅毒、肺結核、C型肝炎の5つが97.1%を占めた。死者も全員が乙類の感染者だった。
 中国ではコレラの感染者が時折確認される。2022年7月には、湖北省の武漢大学学生寮でコレラ患者1人が確認された。学生寮全員の検査が行われる騒ぎとなった。
 また、中国各地で今年に入り、サル痘感染者の確認が相次いでいる。北京市、広東省広州市の保健当局は6月初め以降、感染者計4人を確認したと発表した。


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