【亜州ビジネス編集部】中国の新エネルギー自動車（NEV）大手、比亜迪（BYD：1211/HK）は27日、深セン市の高速道路で「レベル3」の自動運転車を試験走行するための認可を7月21日付で取得していたと発表した。BYDによると、「レベル3」自動運転テストの認可取得は、中国で同社が初めてだったという。香港メディアの明報が28日伝えた。

　今回の発表は、足元で複数の自動車メーカーが「レベル3」自動運転テストの認可を取得したと報じられたことを受けたものとみられる。独BMWグループは今月に入り、上海市内で「レベル3」自動運転テスト資格を得たと発表した。また、証券日報は26日、重慶長安汽車（200625/SZ）傘下の阿維塔、北汽藍谷新能源科技（北汽新能源：600733/SH）傘下の極狐汽車などが最近、同認可を取得したと報じている。


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