中国で毎年6月に実施される恒例のインターネット通販セール「618」について、小規模業者を中心に不参加の動きが拡大していることが分かった。21世紀経済報道が6日付で伝えた。
　販売業者を対象とするアンケート調査によれば、「今年の618セールに参加しない」と回答した業者は全体の5.88％を占めた。
　参加しない理由としては、◆セール中の値引きや宣伝コストの負担が大きいこと、◆年間に何度もこうしたネット通販セールがあり、集中的な集客が難しいこと――などが挙げられた。
「618セールの問題点」に関する質問では、「価格競争に耐えられない」が25.49％、「集客力が低く、露出が少ない」が21.57％を占めた。
　このほかにも、配送保険への強制的な加入や返金制度の厳格化なども参加しない業者が増えたことに影響している。
　



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