ニュース 2023/11/30 12:43
生活費の高い都市、香港は4→5位に低下=EIU
台湾・香港
英経済誌エコノミストの調査部門、エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)が11月30日付で発表したリポートによると、世界で最も生活費の高い都市はシンガポールとチューリッヒ(同率1位)だった。うちシンガポールは過去11年間で9度目のトップ。一方、香港は5位となり、前年の4位から1ランク低下した。香港メディアの星島日報が伝えた。
昨年シンガポールに並んで首位だったニューヨークは3位に転落。ジュネーブと同率3位だった。ほか6位はロサンゼルス、7位はパリ、同率8位はコペンハーゲン、テルアビブ、10位はサンフランシスコとなっている。
中国本土では、南京、無錫、大連、北京のランキングが大きく低下。新型コロナウイルス禍後の景気回復の遅れ、消費の低迷が影響している。日本でも、円安の影響により、東京が60位、大阪が70位に20ランク以上もダウンした。
EIUが毎年発表する「ワールドワイド・コスト・オブ・リビング」は、主要都市の交通費や家賃、食費など、200以上の商品・サービスの価格を調査し、ニューヨークを基準(=100)に比較したもの。今年は173都市が調査対象で、その生活費は前年比で平均7.4%上昇した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
昨年シンガポールに並んで首位だったニューヨークは3位に転落。ジュネーブと同率3位だった。ほか6位はロサンゼルス、7位はパリ、同率8位はコペンハーゲン、テルアビブ、10位はサンフランシスコとなっている。
中国本土では、南京、無錫、大連、北京のランキングが大きく低下。新型コロナウイルス禍後の景気回復の遅れ、消費の低迷が影響している。日本でも、円安の影響により、東京が60位、大阪が70位に20ランク以上もダウンした。
EIUが毎年発表する「ワールドワイド・コスト・オブ・リビング」は、主要都市の交通費や家賃、食費など、200以上の商品・サービスの価格を調査し、ニューヨークを基準(=100)に比較したもの。今年は173都市が調査対象で、その生活費は前年比で平均7.4%上昇した。
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