ニュース 2024/01/26 13:38
中国:保有地図に台湾「国家表記」、空港で韓国人勾留
政策・政治
中国遼寧省の瀋陽桃仙国際空港で24日、韓国人男性観光客が携帯していた地図に、台湾が国家と表記されていることが入国時の税関検査で見つかった。観光客は約1時間、税関で勾留され、地図を没収後に釈放されたという。香港メディアの星島日報が25日伝えた。
この観光客は24日午前、韓国仁川空港から瀋陽に向かった。到着後の税関検査で手荷物の日記帳を調べられた際、日記帳にA4版の世界地図がはさまれ、そこには台湾が国家、台北が首都として記されていることが分かった。税関の係官は「台湾省を独立国と誤認させる恐れがある」と述べ、「チベットの境界線もあいまいだ」と指摘した。
税関は男性観光客を勾留して調査を始めた。男性は「日記帳に地図が付いていることを知らなかった。文字も小さく、税関が指摘する問題点も見えなかった」と述べた。男性は強く抗議するとともに、瀋陽の韓国人に助けを求めたところ、約1時間後に釈放されたという。
男性は「仕事で中国との間を30年余り行き来しているが、こんな目に遭ったのは初めて。物に問題があるなら押収すれば済むことで、人を勾留する必要はない」と話している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
この観光客は24日午前、韓国仁川空港から瀋陽に向かった。到着後の税関検査で手荷物の日記帳を調べられた際、日記帳にA4版の世界地図がはさまれ、そこには台湾が国家、台北が首都として記されていることが分かった。税関の係官は「台湾省を独立国と誤認させる恐れがある」と述べ、「チベットの境界線もあいまいだ」と指摘した。
税関は男性観光客を勾留して調査を始めた。男性は「日記帳に地図が付いていることを知らなかった。文字も小さく、税関が指摘する問題点も見えなかった」と述べた。男性は強く抗議するとともに、瀋陽の韓国人に助けを求めたところ、約1時間後に釈放されたという。
男性は「仕事で中国との間を30年余り行き来しているが、こんな目に遭ったのは初めて。物に問題があるなら押収すれば済むことで、人を勾留する必要はない」と話している。
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