【亜州ビジネス編集部】　中国で宅配業務量の拡大が続いている。国家郵政局の最新統計によれば、全国宅配取扱件数は年初から4月11日までに累計500億件を超過した。これは前年との比較で18日早い大台達成となる。全国平均で1人当たり35件の宅配便を受け取り、1秒当たり5700件超、1日当たり5億件の宅配便が全国で輸送されている計算だ。中国政府系メディアが21日付で報じた。

　今年に入って一連の消費促進政策の効果が顕在化し、消費市場が安定した成長傾向を示している。消費環境は継続的に最適化され、消費シーンは多様化し、消費構造がさらにアップグレードする中で、宅配市場規模は持続的に拡大した。宅配業界はサービスネットワークの拡充、サービス商品のイノベーション、サービス品質の向上を図り、多様化する消費ニーズに対応している。


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