ニュース 2024/07/22 14:48
中国の24年半導体自給率は22%=モルガン・スタンレー
経済・統計
【亜州ビジネス編集部】米投資銀行モルガン・スタンレーは最新のリポートで、中国の半導体自給率について、2024年は22%に達するとの予測を明らかにした。25年に23%へ、26年には25%へと緩やかに拡大すると予測している。電子工程専輯が20日報じた。
上昇ペースが緩慢で国内半導体業界を落胆させるデータだが、同メディアは落ち込む必要はないと強調した。中国の成熟プロセス半導体生産能力の世界シェアは27年に39%に達すると予測されており、世界が中国の成熟プロセス半導体を必要としていることや、半導体産業の自給率は半導体設備や電子設計自動化(EDA)ツールの国産化率の上昇とともに、長期的にはさらに高まるとの見方を根拠に挙げている。
また、半導体設備の国産化率については、20年の7.2%から23年に11.7%に上昇し、24年には13.6%へ拡大するとした芯謀市場信息研究諮詢(上海)有限公司のデータを紹介。EDAツールについては、20年時点で11.48%に達し、既に15%を上回っているとの見方を示した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
上昇ペースが緩慢で国内半導体業界を落胆させるデータだが、同メディアは落ち込む必要はないと強調した。中国の成熟プロセス半導体生産能力の世界シェアは27年に39%に達すると予測されており、世界が中国の成熟プロセス半導体を必要としていることや、半導体産業の自給率は半導体設備や電子設計自動化(EDA)ツールの国産化率の上昇とともに、長期的にはさらに高まるとの見方を根拠に挙げている。
また、半導体設備の国産化率については、20年の7.2%から23年に11.7%に上昇し、24年には13.6%へ拡大するとした芯謀市場信息研究諮詢(上海)有限公司のデータを紹介。EDAツールについては、20年時点で11.48%に達し、既に15%を上回っているとの見方を示した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。