ニュース 2025/01/27 13:48 NEW!!
中国初の商用ロケット打ち上げ基地、海南省文昌で第2期着工
経済・統計
【亜州ビジネス編集部】中国初の商用ロケット専用打ち上げ基地「海南商業宇宙発射場」で25日、海南国際商業航天発射有限公司が能力増強に向けた第2期事業プロジェクトを正式着工した。既存施設の近隣に位置し、海南省北東部の文昌市東郊鎮浜海区に液体ロケットの打ち上げ区画2カ所(3号発射台、4号発射台)を整備する。中国政府系メディアが伝えた。
第2期の敷地面積は2000ムー(約133.3ヘクタール)を超え、発射区、技術区、観測・制御局などを建設する。技術区には商業宇宙指揮制御センターやロケット総組立試験施設を設置し、発射区には3号・4号液体ロケット発射位置を新設する。推進剤注入システムや供給ガスシステムも整備する計画だ。再使用型ロケットの開発事業も進められる。
海南商業宇宙発射場の第1期は、工期878日間で全面完工済み。2024年11月30日に初打ち上げした。運搬ロケット「長征12号(Long March 12)」を使用し、人工衛星2基を地球周回軌道に投入している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
第2期の敷地面積は2000ムー(約133.3ヘクタール)を超え、発射区、技術区、観測・制御局などを建設する。技術区には商業宇宙指揮制御センターやロケット総組立試験施設を設置し、発射区には3号・4号液体ロケット発射位置を新設する。推進剤注入システムや供給ガスシステムも整備する計画だ。再使用型ロケットの開発事業も進められる。
海南商業宇宙発射場の第1期は、工期878日間で全面完工済み。2024年11月30日に初打ち上げした。運搬ロケット「長征12号(Long March 12)」を使用し、人工衛星2基を地球周回軌道に投入している。
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