ニュース 2024/07/29 14:02
訪中外国人のモバイル決済利用増、上期8倍の9000万件に拡大
経済・統計
【亜州ビジネス編集部】中国を訪問した外国人の支払い利便性が向上している。訪中外国人による今年上半期のモバイル決済利用者数は、前年の5倍に相当する500万人超に達した。海外の携帯電話番号で直接、支付宝(アリペイ)、または微信支付(ウィーチャットペイ)に登録し、海外銀行カードを連携させて支払えるようになっている。中央銀行の中国人民銀行が26日に報告した内容として、中国政府系メディアが伝えた。
これら500万人超による取引件数は、上半期に累計で9000万件を上回っている。取引額は140億人民元(約2970億円)を超え、前年同期比でそろって8倍に拡大した。
海外カードによる決済の利便性も増している。主要な商店の海外カード受入率は大幅に向上した。今年6月には、海外カードによる決済件数は161万件、取引額は29億人民元に達し、2月と比較してほぼ倍増したという。
現金使用の環境も継続的に最適化された。外国人来訪者や高齢者は全国の銀行窓口6万7000カ所、外貨両替施設4200カ所、ATM30万台で人民元が両替できると説明している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
これら500万人超による取引件数は、上半期に累計で9000万件を上回っている。取引額は140億人民元(約2970億円)を超え、前年同期比でそろって8倍に拡大した。
海外カードによる決済の利便性も増している。主要な商店の海外カード受入率は大幅に向上した。今年6月には、海外カードによる決済件数は161万件、取引額は29億人民元に達し、2月と比較してほぼ倍増したという。
現金使用の環境も継続的に最適化された。外国人来訪者や高齢者は全国の銀行窓口6万7000カ所、外貨両替施設4200カ所、ATM30万台で人民元が両替できると説明している。
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