ニュース 2024/10/24 14:27
中国:「遺伝子組み換え大豆」使用表示せず、当局がKFC調査
リスク管理・社会
【亜州ビジネス編集部】天津市河西区市場監督管理局はこのほど、ファストフードチェーン「ケンタッキー・フライド・チキン(KFC)」の複数店舗で、遺伝子組み換え大豆を原料とする食用油が客に表示されないまま使用されていたことを確認した。同局は問題の食用油を差し押さえるとともに、当該店舗に対する調査に着手している。北晩在線など複数の中国メディアが伝えた。
同局によると、使われていたのは「陽光」ブランドの大豆油。ボトルには原料として「遺伝子組み換え大豆」と明記されていた。店員によれば、食用油は調理用鉄板に塗り、鶏肉や豚肉を焼くのに使われていたという。天津市では河西区以外のKFC店舗でも、同ブランドの遺伝子組み換え原料を使った大豆油が未表示で使用されていた。
中国の食品安全法は、飲食物の加工に際して遺伝子組み換え食品を使う場合、消費者に表示することを義務付けている。違反すれば、5000~5万人民元(約11万~110万円)の罰金が科される。
中国では他都市でも、飲食店が遺伝子組み換え大豆を使った食用油を表示せずに使い、処罰されるケースが相次いでいる。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
同局によると、使われていたのは「陽光」ブランドの大豆油。ボトルには原料として「遺伝子組み換え大豆」と明記されていた。店員によれば、食用油は調理用鉄板に塗り、鶏肉や豚肉を焼くのに使われていたという。天津市では河西区以外のKFC店舗でも、同ブランドの遺伝子組み換え原料を使った大豆油が未表示で使用されていた。
中国の食品安全法は、飲食物の加工に際して遺伝子組み換え食品を使う場合、消費者に表示することを義務付けている。違反すれば、5000~5万人民元(約11万~110万円)の罰金が科される。
中国では他都市でも、飲食店が遺伝子組み換え大豆を使った食用油を表示せずに使い、処罰されるケースが相次いでいる。
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