【亜州ビジネス編集部】広東省広州市で新エネルギー自動車（NEV）、リチウムイオン電池、太陽電池の海外輸出が拡大している。これら「新三様」（新御三家）と呼ばれる主力輸出製品は、広州税関を通じた輸出額が1～6月累計で前年同期比52％増の85億8000万人民元（約1820億円）に達した。うちリチウム電池は12.1％増の32億6000万人民元相当を輸出している。羊城晩報が30日付で伝えた。
　広州税関に属する南沙税関では、上半期のNEV輸出台数が約2万台を数えている。前年同期比で27％増加した。24時間態勢の通関予約、申請手続きの迅速化など便宜を図ったことで、輸出に弾みがついたという。
　南沙区の自動車ふ頭では、海外を結ぶ航路8本が運航された。広州汽車集団や長安汽車、吉利汽車、奇瑞汽車などの自動車製品が海外に向けて出荷されている。


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