中国各地で記録的な残暑が報告されている。浙江省省都の杭州市では12日、日中の最高気温35度以上の猛暑日が累計60日に達し、2022年に記録した59日を超え、過去最多を更新した。系統的な気象観測を開始した1951年以来の最高を塗り替えている。中国新聞網が伝えた。
　杭州国家基準気象観測所では12日14時12分、35.4度の気温を観測している。年間の猛暑日数は、さらに上積みされる事態も想定された。杭州気象部門の予報によると、13日も高気圧の影響を受け、杭州の最高気温は35度に達する可能性がある。ただ、その後は台風13号（バビンカ）の接近に伴って気温が一時低下する見通しという。
　杭州市の日中最高気温は、建徳の37.3度、余杭の36.5度、淳安の36.0度など。24年の猛暑日数は過去最多の61日に拡大した。


内容についてのお問い合わせは＜info@ashuir.com＞まで。