情報通信技術（ICT）産業のコンサルティングサービス、愛集微諮詢（廈門）有限公司（JWインサイツ）は14日、過去データと当年の業績に基づく「中国半導体企業TOP100」を発表した。100社のうち51社が過去最高売上高を更新するとしている。集微網が同日報じた。

　100社のうち、上位10社は、◆長江存儲科技（長江メモリー・テクノロジーズ、YMTC）、◆長キン科技集団股フン有限公司（CXMT、キンは金が3つ）、◆上海韋爾半導体（ウィル・セミコンダクター：603501/SH）、◆比亜迪半導体有限公司（BYDセミコンダクター）、◆聞泰科技（ウイングテック・テクノロジー：600745/SH）、◆紫光展鋭（上海）科技有限公司（ユニソック・テクノロジーズ）、◆北京智芯微電子科技（ベイジン・スマートチップ・マイクロエレクトロニクス・テクノロジー）、◆杭州士蘭微電子（ハンヂョウ・シーラン・マイクロエレクトロニクス：600460/SH）、◆深セン市中興微電子技術有限公司（セインチップス・テクノロジー）、◆杭州海康威視数字技術（ハンジョウ・ハイクビジョン・デジタル・テクノロジー：002415/SZ）──、の順だった。

　TOP100企業の合計売上高は、前年同期比25.6％増の3573億3000万人民元（約7兆7000億円）。ただし、メモリー企業を除くと、成長率は12.1％に低下する。半導体企業全体の売上高は11.7％増の5888億3000万人民元だった。

　同統計はIC設計企業とIDM（垂直統合型デバイスメーカー）のみが対象だ。IP企業や設計サービス、ファウンドリーは含まない。



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