ニュース 2025/09/22 09:15
バークシャーがBYD株を完全売却=CNBC 
産業・企業
【亜州ビジネス編集部】米投資会社バークシャー・ハサウェイが今年3月末時点で、中国の電気自動車(EV)メーカー比亜迪(BYD:1211/HK)への投資を完全に引き揚げたことがわかった。バークシャーの完全子会社バークシャー・ハサウェイ・エナジーが提出する財務報告書で開示された情報を基に、バークシャーの広報担当者に確認したCNBCが21日付で伝えたもの。バークシャーは2008年に2億3000万米ドル(約340億円)でBYD株2億2500万株を取得した後、17年間の保有期間中に「約3890%」の驚異的なリターンを記録していた。
バークシャーによるBYD株の売却は、22年8月から開始。売却前時点でBYD株の評価額は90億米ドルまで膨らんでいたが、保有株数を段階的に減らし、24年半ばの時点で保有比率を「5%未満」とし、香港証券取引所の開示義務を免れていた。その後、バークシャー・ハサウェイ・エナジーの第1四半期決算資料(10-Q)で投資価値「ゼロ」と記載され(24年末時点:4億1500万ドル)、完全に売却されたことが確認されている。
これまでの報道によると、バークシャーのBYDへの投資は、23年に亡くなった故チャーリー・マンガー副会長の強い勧めで実現した。マンガー氏は09年の株主総会で、BYDと王伝福・最高経営責任者(CEO)の成功を「まさに奇跡」と絶賛していた。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
バークシャーによるBYD株の売却は、22年8月から開始。売却前時点でBYD株の評価額は90億米ドルまで膨らんでいたが、保有株数を段階的に減らし、24年半ばの時点で保有比率を「5%未満」とし、香港証券取引所の開示義務を免れていた。その後、バークシャー・ハサウェイ・エナジーの第1四半期決算資料(10-Q)で投資価値「ゼロ」と記載され(24年末時点:4億1500万ドル)、完全に売却されたことが確認されている。
これまでの報道によると、バークシャーのBYDへの投資は、23年に亡くなった故チャーリー・マンガー副会長の強い勧めで実現した。マンガー氏は09年の株主総会で、BYDと王伝福・最高経営責任者(CEO)の成功を「まさに奇跡」と絶賛していた。
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