【亜州ビジネス編集部】第5世代（5G）移動通信システム対応基地局の総数が拡大を続けている。今年9月末の時点では、前年末比45万5000基（11％）増の全国470万5000基に達した。5Gネットワークの高度化が進んでいる。工業情報化部が27日に報告した内容として、中国政府系メディアが伝えた。

　電気通信業の業務収入も着実に伸びている。今年1～9月の業務収入は、前年同期比0.9％増の1兆3270億人民元（約28兆4500億円）に上った。

　基礎電気通信3社（中国移動、中国聯通、中国電信）の固定ブロードバンドインターネットユーザーは、9月末時点で合計6億9500万件を数えている。年内の純増数は2486万件に達した。基礎電気通信3社と中国広播電視網絡有限公司（中国広電）の移動電話ユーザーは合計18億2800万件を数え、うち5Gユーザーは11億6700万件（64％）に上る。

　一方、全国の光通信ケーブル路線総延長は、9月末時点で前年同期比3.6％増の7444万kmに延びた。インターネットブロードバンド接続ポート数は、24年末比で3888万カ所多い12億4100万カ所に増えたという。


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