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  ニュース     2019/12/13 18:59

世界ブランド番付で中国企業40社に増加、華潤などランク入り 無料記事

 独立系コンサルタント企業の米ワールド・ブランド・ラボが11日に発表した2019年版の世界ブランド価値ランキングで、全500社のうち中国企業が40社に上った。前年の38社から増加し、国別で米国、英国、フランス、日本に次ぐ5位となっている。コングロマリットの華潤(China Resources)、建機の徐工(XCMG)などが新たにランク入りした。
 中国企業の最上位は、国家電網(State Grid)の28位(前年は30位)。以下、騰訊HD(Tencent:700/HK)の36位(同39位)、海爾(Haier)の41位(同41位)、中国工商銀行(ICBC:1398/HK)の44位(同43位)、華為(Huawei)の51位(同58位)、中央電視台(CCTV)の64位(同64位)、阿里巴巴(Alibaba:9988/HK)の75位(同85位)と続いた。
 また、冒頭で触れた華潤は初めてのランク入りで78位につけた。このほか、中国企業で最も順位を上げたのは中国航天科工(CASIC)で、398→366位と32ランク上昇した。一方、ランク外に落ちた中国企業は中国中鉄(CREC:390/HK)など。中国中鉄は18年版で292位だった。
 ワールド・ブランド・ラボが16年連続で発表している同ランキングは、市場シェア、ブランド信頼性、世界的リーダーシップなどからブランド影響力を評価したもの。1〜5位は順に、グーグル、アマゾン、マイクロソフト、アップル、AT&Tだった。日本企業の最高位はトヨタで9位。


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