ニュース 2020/09/08 18:59
中印国境地帯で緊張高まる、インド軍が威嚇射撃か
政策・政治
【亜州ビジネス編集部】 中印両国間で緊張が高まっている。中国人民解放軍は8日朝、インドとの国境地帯でインド側が二国間協定に反し、空中に向けて威嚇射撃を行ったと非難する声明を発表した。声明によると、インド軍は7日に実効支配線を越え、班公(パンゴン)湖南岸の神炮山地域に進出。交渉に当たった中国国境部隊を銃声で威嚇したという。複数メディアが伝えた。
人民解放軍西部戦区の張水利報道官は、「インド側の行動は緊張を高め、誤解や判断ミスを招く重大な軍事的挑発行為であり、非常に悪辣だ」と強く非難。直ちに危険な行動を停止し、人員を即時撤退させるよう求めた。
一方でロイター通信によると、インド軍は声明で、威嚇射撃を行ったのは中国側だと批判。「二国間協定に違反し、攻撃的な行動を取っているのは人民解放軍だ」と主張している。
中国、インドの両国間では国境係争地域での軍事的緊張が高まっている。6月15日には両軍が衝突し、インド側に20人の死者が出た。中国側も死傷者が出たことを明らかにしている。両国の国境係争地域での武力衝突により死者が出たのは45年ぶり。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
人民解放軍西部戦区の張水利報道官は、「インド側の行動は緊張を高め、誤解や判断ミスを招く重大な軍事的挑発行為であり、非常に悪辣だ」と強く非難。直ちに危険な行動を停止し、人員を即時撤退させるよう求めた。
一方でロイター通信によると、インド軍は声明で、威嚇射撃を行ったのは中国側だと批判。「二国間協定に違反し、攻撃的な行動を取っているのは人民解放軍だ」と主張している。
中国、インドの両国間では国境係争地域での軍事的緊張が高まっている。6月15日には両軍が衝突し、インド側に20人の死者が出た。中国側も死傷者が出たことを明らかにしている。両国の国境係争地域での武力衝突により死者が出たのは45年ぶり。
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