ニュース 2020/09/14 19:11
太平洋セメントが中国子会社を売却、成長事業に資金集約
日系企業
【亜州ビジネス編集部】 太平洋セメント(5233/東証1部)は11日、中国連結子会社の秦皇島浅野水泥有限公司(河北省秦皇島市)の全持分(71.99%)について、合弁パートナーの1社である秦皇島長陽混凝土有限公司に譲渡すると発表した。持分売却により、更に成長が期待できる投資案件や投資地域への投資原資として回収することがグループの企業価値向上にとって望ましい方策と判断した。これにより、秦皇島浅野水泥は同社の連結対象から外れる運びだ。
1995年設立の秦皇島浅野は、セメント・骨材の製造販売に従事。生コンクリートメーカー・コンクリートパイル製造業者などの顧客から高い信頼・評価を得てきた。秦皇島浅野の業績動向はここ数年、河北省内の旺盛な民間投資開発需要の取り込みや原価低減策の実施などにより、安定的な利益を計上してきた。
こうした状況下において、今年5月、秦皇島浅野の出資者である長陽混凝土(持分比率4.00%)から、太平洋セメントが保有する全持分の取得に関する提案があり、提案内容の検討を進めてきた経緯がある。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
1995年設立の秦皇島浅野は、セメント・骨材の製造販売に従事。生コンクリートメーカー・コンクリートパイル製造業者などの顧客から高い信頼・評価を得てきた。秦皇島浅野の業績動向はここ数年、河北省内の旺盛な民間投資開発需要の取り込みや原価低減策の実施などにより、安定的な利益を計上してきた。
こうした状況下において、今年5月、秦皇島浅野の出資者である長陽混凝土(持分比率4.00%)から、太平洋セメントが保有する全持分の取得に関する提案があり、提案内容の検討を進めてきた経緯がある。
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