住民の生活必需品の需要を満たすため、湖北省宜昌市がスーパーマーケット、ショッピングセンターなどのオンライン注文と非接触配送の推進に力を入れている。1日当たりの注文件数は10万件以上に達した。薬局への注文も同1万3000件に上っているという。中国新聞網が3日付で伝えた。

　オンラインで注文した商品は梱包後に配送され、小区（団地）の入り口まで届けられる。小区の入口に商品が届くと、小区の管理人が注文者に連絡。受け渡しは入口に設置された専用の場所で、1.5メートルの間隔をあけて行われる。人の人との接触を極力避けるのが同システムの狙いだ。取り扱い商品は米や麺類、野菜、果物などの食品だけでなく、粉ミルクや紙オムツなどのベビー用品、おもちゃなど、全部で400種以上に上る。

　統計によると、3日午前0時までに同システムを使って各家庭が注文した累計件数は、医薬品の16万件を含めて156万件余りに達した。


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