ニュース 2020/01/10 18:59
中国:春運で肺炎拡散防止対策、交通運輸部が表明
リスク管理・社会
湖北省武漢市で新型のコロナウイルスが原因とみられる肺炎が多発していることを受け、中国の交通運輸部は9日、「春運(春節前後の特別旅客輸送態勢)」期間中に主要地点で消毒などの拡散防止対策に力を入れる方針を明らかにした。
中国では10日に「春運」がスタートする。同部の担当者は記者会見で、「人が大移動するため感染拡大の恐れがある」として、鉄道駅や長距離バスターミナル、物流拠点などを中心に、消毒などの予防措置のほか、監視の徹底を行う方針を明らかにした。
記者会見には、中国民用航空局と国家鉄路集団の担当者も出席。民用航空局の担当者は、航空機に救急箱や拡散防止キットを配備したほか、空港での拡散防止態勢を整えたことを明らかにした。国家鉄路集団の担当者も、駅や列車内での感染拡大防止に努める考えを示している。
中国国営テレビの中央電視台(CCTV)は9日、湖北省武漢市で多発している原因不明の肺炎について、専門家チームが複数患者から新型のコロナウイルスを検出したと伝えた。これが病原体だと初歩的に判断したという。今後さらに研究を続ける方針だ。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
中国では10日に「春運」がスタートする。同部の担当者は記者会見で、「人が大移動するため感染拡大の恐れがある」として、鉄道駅や長距離バスターミナル、物流拠点などを中心に、消毒などの予防措置のほか、監視の徹底を行う方針を明らかにした。
記者会見には、中国民用航空局と国家鉄路集団の担当者も出席。民用航空局の担当者は、航空機に救急箱や拡散防止キットを配備したほか、空港での拡散防止態勢を整えたことを明らかにした。国家鉄路集団の担当者も、駅や列車内での感染拡大防止に努める考えを示している。
中国国営テレビの中央電視台(CCTV)は9日、湖北省武漢市で多発している原因不明の肺炎について、専門家チームが複数患者から新型のコロナウイルスを検出したと伝えた。これが病原体だと初歩的に判断したという。今後さらに研究を続ける方針だ。
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