中国の産業用ロボットが2カ月連続の増産で推移している。今年11国内の産業用ロボット生産台数は、前年同期比4.3％増の1万6080台（セット）。前月比でも11.9％の増産を確保した。ただ、1〜11月にかけた累計ではマイナス成長幅が縮小。11カ月で前年同期比5.3％減の16万6595台で推移している。国家統計局が16日に報告した。
　このほか11月の工業製品生産は、金属工作機械が13.2％減の3万台、自動車が3.7％増の260万8000台など。自動車のうちセダンは3.4％減の100万5000台、SUVは14.6％増の95万台で推移した。新エネルギー自動車は縮小が持続。41.0％減の9万5000台を生産した。
　エレクトロニクス製品・デバイスの生産実績は、パソコンが6.5％増の3201万台、携帯端末が2.7％増の1億8091万台（うちスマートフォンは1.3％減の1億3047万台）、半導体集積回路（IC）が18.2％増の186億個など。ICは前月比で3.3％増加した。
　1〜11月の累計では、金属工作機械が17.7％減の38万台、自動車が9.6％減の2285万8000台など。自動車のうちセダンは13.8％減の921万2000台、SUVは8.1％減の770万9000台に縮小している。新エネルギー自動車は小幅ながら成長を持続し、3.6％増の105万4000台を生産した。エレクトロニクス製品・デバイスでは、パソコンが7.8％増の3億903万台、携帯端末が4.3％減の15億8792万台（うちスマートフォンは6.8％減の11億4491万台）、ICが4.1％増の1810億個に上る。


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