ニュース 2020/08/05 18:59
中国:「新型ブニヤウイルス」62人感染、すでに7人死亡
リスク管理・社会
中国で「新型ブニヤウイルス(new bunyavirus)」感染による死亡例が報告されている。香港経済日報など複数メディアが5日までに報じたところによると、江蘇省、浙江省、安徽省で今年に入り、少なくとも62人の感染を確認。うち7人が死亡した。致死率は11%強に達している。
江蘇省南京市の60代女性は、40度台の高熱が続き、せきや倦怠感があったため病院に行ったところ、新型ブニヤウイルスに感染していると診断された。同市の病院では、年初から現在までにすでに37人の感染者が確認されているという。安徽省でも4月以降に23人が感染した。
専門家によれば、新型ブニヤウイルスは主にマダニによって媒介される。マダニにかまれることで、重症熱性血小板減少症候群(SFTS:症状は白血球の減少や体内の出血など)を起こす。SFTSの治療は対症療法のみで、有効な治療薬やワクチンはないとされる。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
江蘇省南京市の60代女性は、40度台の高熱が続き、せきや倦怠感があったため病院に行ったところ、新型ブニヤウイルスに感染していると診断された。同市の病院では、年初から現在までにすでに37人の感染者が確認されているという。安徽省でも4月以降に23人が感染した。
専門家によれば、新型ブニヤウイルスは主にマダニによって媒介される。マダニにかまれることで、重症熱性血小板減少症候群(SFTS:症状は白血球の減少や体内の出血など)を起こす。SFTSの治療は対症療法のみで、有効な治療薬やワクチンはないとされる。
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