中国で自動車・その関連製品の貿易が低迷している。今年1〜4月の累計では、前年同期比15.0％減の419億3000万米ドル（約4兆5200億円）に落ち込んだ。輸入額が19.5％、輸出額が10.2％ずつ細っている。中国汽車工業協会が19日に報告した。
　うち4月の貿易額は、25.1％減の92億5000万米ドルに縮小している（前月比では↓18.5％）。輸入が44.7％減（前月比↓29.0％）、輸出が1.2％増（前月比↓8.5％）で推移した。
　完成車の輸入相手国は、第1四半期実績で上から順にオーストリア、、ドイツ、米国、スロバキア、英国、スイス、タイ、オランダ、オーストリア、メキシコなど。これら上位10カ国からの完成車輸入は19万7600台に達し、全体の98.94％を占めた。
　前年同期と比較し、タイからの輸入拡大が目立つ。オランダ、スロバキア、オーストリア、日本からも伸びた。英国は小幅ならがプラス成長を確保。半面、メキシコと米国からの輸入は減少したという。


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