ウェアラブル端末の世界市場で小米集団(シャオミ・コーポレーション：1810/HK)の存在感が増している。市場調査会社カナリスなどが13日までに発表した統計データによれば、今年7〜9月にかけた小米グループによる各種ウェアラブル端末出荷は、世界全体で前年同期比74.4％増の1220万台に拡大した。世界市場シュアは27％にまで上昇。なかでも欧州向けは2.1倍の270万台に増えたと分析されたという。
　業界2位のアップル（AAPL/NASDAQ）は世界シェア15％を確保している。アップルのウェアラブル端末販売に占める「アップルウォッチ」の比率は6割に達した。このほか3位は華為技術、4位はフィビット（FIT/NYSE）、5位はサムスン電子の順。このうち華為技術は、中国本土を中心に成長が目立つ。世界全体では前年同期比3.43倍の590万台を出荷した。
　世界全体の市場も急成長を記録。7〜9月にかけたスマートリストバンド、スマートウォッチ、フィットネストラッカーをはじめとするウェアラブル端末の販売額は、前年同期比で65％拡大したと報告した。


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