中国最大の港湾エリアで海運貨物の荷動きが活況を呈している。舟山港の貨物取扱量は、今年6月に過去最多を更新した。前年同期比で9.11％増の6447万2100トンを記録している。中国(浙江)自由貿易試験区・管理委員会の報告内容として、中国新聞網が8日に伝えた。
　うち海外貿易は4.67％増の1565万2500トンに上る。コンテナ貨物は15.64％増の17万3300TEUに達した。主要品目の取扱量は、石油・天然ガスが50.95％増の1141万4100トン、石炭が21.05％増の266万4400トン、食糧が96.71％増の109万5300トンを数えている。ただ、金属鉱石は1501万3300トンとわずかに縮小した。
　一方、今年1〜6月にかけた舟山港の貨物取扱量は、前年同期比7.09％増の2億8400万トンに拡大した。うち海外貿易は15.27％増の9000万1300トン、コンテナ貨物は20.26％増の82万TEUに膨らんでいる。
　主要品目の取扱量は、石油・天然ガスが54.19％増の6100万2300トン、石炭が12.00％増の1391万9000トン、食糧が35.89％増の389万8300トン。金属鉱石は横ばいの8796万9500トンで推移した。


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