中国医薬品メーカーの華潤三九医薬（000999/SZ）が自社の風邪薬「999感冒霊」をイメージした「身体にいい即席ラーメンセット」を売り出して話題となっている。この即席めんはインスタント食品メーカー、上海鋭舒電子商務の「拉麺説」ブランドと共同開発したもので、オンラインショップなどで販売している。北京商報が3日付で伝えた。
　同セットはチキンスープ味で生薬など体にいい素材を使った即席ラーメン2種のほか、お茶や手帳が付いてくる。ネット価格は66.6人民元（約1027円）。まずは3〜6カ月間の期間限定販売だが、評判が良ければ期間を延長する用意もあるという。
　中国では国民の健康志向の高まりとともに「身体にいい」といわれる食品や健康食品、サプリなどの売り上げが急速に拡大している。医薬品メーカーと食品メーカーによるコラボ商品も続々登場している。


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