ニュース 2020/02/03 18:59
華為が東莞工場の操業再開、SMICなどチップメーカーは生産継続
産業・企業
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、中国各地で生産活動が停滞しているが、電子機器メーカー最大手の華為技術(ファーウェイ)はすでに、広東省・東莞工場の操業を再開したもようだ。外電が3日報じたもので、コンシューマ設備や通信キャリア向け設備の生産が再開されたという。また中国メディアによると、ICファウンドリ中国最大手の中芯国際集成電路製造(SMIC:981/HK)は春節(旧正月)期間も生産を継続。新型肺炎患者が多発する湖北省武漢市に拠点を構える半導体メーカーの長江存儲科技も、3日時点で生産を続けているという。
感染拡大を防ぐため、各地方政府は春節連休後の操業再開時期を延期。上海市や重慶市、広東省、江蘇省などでは2月10日以降、湖北省では14日以降とするよう企業に通知が出ている。ただ、重要産業やコア産業に限り、当局は操業継続や早期再開を認めたもよう。華為などの動きは、こうした政府方針が背景にあるとみられている。
現地メディアによれば、SMICは「サプライチェーンは正常に機能し、各地の生産ラインは計画通りに稼働している」とコメント。併せて、社員に感染者が出ていないことも明らかにした。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
感染拡大を防ぐため、各地方政府は春節連休後の操業再開時期を延期。上海市や重慶市、広東省、江蘇省などでは2月10日以降、湖北省では14日以降とするよう企業に通知が出ている。ただ、重要産業やコア産業に限り、当局は操業継続や早期再開を認めたもよう。華為などの動きは、こうした政府方針が背景にあるとみられている。
現地メディアによれば、SMICは「サプライチェーンは正常に機能し、各地の生産ラインは計画通りに稼働している」とコメント。併せて、社員に感染者が出ていないことも明らかにした。
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