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  ニュース     2020/07/27 18:59

香港:集会禁止令「3人以上」に厳格化、店内飲食は全面禁止 無料記事

 香港政府の張建宗(マシュー・チャン)政務長官は27日、新型コロナウイルス感染症対策を強化すると発表した。「集会禁止令」を厳格化し、「3人以上」の集まりを禁止する内容に変更するほか、外食店での店内飲食を終日禁止し、テイクアウトのみの営業とする。また、屋内・屋外を問わず、公共の場でのマスク着用を義務付ける方針だ。これらの措置は7月29日まで8月4日まで1週間実施する。
 新型コロナウイルス感染者が再び増加していることを受けた措置。香港では26日、輸入症例を含む新型コロナ新規感染者数が128人に達し、5日連続で100人を超えた。うち香港域内での感染者は103人。同日時点で、入院できていない新規感染者が約100人に上り、医療体制のひっ迫に懸念が広がっている。
 張長官の発表によると、29日付で「集会」の定義を「4人超」→「2人超」に変更し、3人以上の集まりを禁止する方針(自宅や公共交通機関などは対象外)。「集会禁止令」は3月29日から実施され、その後段階的に緩和されたが、今回は導入当初よりも厳しい内容に変更された。
 また、外食店の店内飲食を終日禁止するほか、屋内・屋外問わずすべての公共の場でマスク着用を義務付ける。マスク着用義務の違反者には、最高5000香港ドル(約7万円)の罰金が科される。さらに、室内体育館、プールを営業禁止リストに追加する構えだ。このほか、できる限りテレワークを実施し、外出を控えるよう市民に呼び掛けている。
 ただ、これまでの報道によると、「外出禁止令」などさらに厳しい措置の実施については、香港政府は慎重なスタンスだ。行政会議(諮問機関)メンバーの林正財氏は先ごろ、現段階では「外出禁止令」を実施する状況にないとコメントし、向こう2週間の感染状況がカギになるとの見解を示している。


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