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  ニュース     2019/11/25 18:59

中国:福建も最低賃金6%引き上げ、20年1月付で2.79万円 無料記事

 福建省が最低賃金の引き上げを発表した。2020年1月1日付で実施する。これで2019〜20年に最低賃金の引き上げを実施済み、または予定するエリアは10省市に増えた。複数メディアが25日までに伝えた。
 改定後の月額は、1類地域で1800人民元(約2万7900円)と、従来の1700人民元から100人民元(5.9%)増額される。最低時給についても、1類地域で18.0→18.5人民元に0.5人民元(2.8%)引き上げられる。
 19年の年初から現在までに、北京、上海、遼寧、湖南、重慶、陝西、河北の7省市が最低賃金を増額。ほか、貴州は12月1日付、福建と青海は20年1月1日付での実施を表明した。また、広西が20年内の引き上げに向けて意見公募を行っている。
 最低賃金の全国最高は上海市の2480人民元。これに北京市の2200人民元、広東省の2100人民元(深センは2200人民元)などが続く。このほか、天津市、江蘇省、浙江省の計6省市が2000人民元以上だ。
 中国では、最低賃金調整のルールが導入されている。当局の人力資源社会保障部は先ごろ、「最低賃金の調整作業に関する通知」を公布。見直しのサイクルに言及し、従来の「2年に最低1回以上」から、今後は「2〜3年に最低1回以上」に修正すると発表した。18年は15省・市・自治区が最低賃金を引き上げている。


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