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  ニュース     2021/05/06 08:00

中国:労働節連休は北京ホテル人気、19年同期比で予約6割増 無料記事

 【亜州ビジネス編集部】労働節(メーデー)連休のホテル予約状況が出揃ってきた。中国旅行予約サイト「Qunar.com」によると、今シーズンの予約件数は、すでにコロナ禍前の2019年同期の実績を4割超上回っている。1泊当たり平均宿泊費も2割以上高騰した。人気TOPの宿泊地は北京市で、湖南省長沙市が2位に続いている。北京青年報が4月27日付で伝えた。
 2021年の労働節連休は、5月1〜5日の5日間と1週間に満たないにもかかわらず、航空券・鉄道乗車券ともに予約が殺到。航空券は19年比で3割超の高値水準に上昇した。
 行き先別では20年以来、小型連休として初めて北京が首位に浮上。19年と比較し、予約件数は6割以上も増えている。星付きの高級ホテルでは2.2倍に拡大した。
 2位の長沙は、19年比で予約件数が2.5倍に拡大し、伸びは1線都市並み。「今年一番の注目都市」の呼び声が高く、すでに21年10月の国慶節連休で、市内観光地である橘子洲景区の見学予約人数が最大受け入れ枠に達するほどの人気を集めた。同地で展開する人気飲食店「超級文和友」は、1日の整理券番号が1万人を超えたという。
 このほか、マカオのホテル予約件数が19年同期比で2倍以上の回復となったほか、新疆ウイグル自治区も7倍以上と、いずれも高い人気がうかがえる。海南省ダン州市やチベット自治区では19年比で11〜12倍に達し、全国的にも大きい伸びを記録した。

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