【亜州ビジネス編集部】広東省がスマート高速道路の整備計画に着手する。広東省交通運輸庁は24日、2021〜25年にかけた「デジタル交通の第14次5カ年計画」を公布した。25年までにスマート高速道路1000キロメートル（km）、走行インテリジェンス改造道路800kmを整備するという。中国新聞網が伝えた。

　交通インフラ施設のデジタル技術融合率30％を目指す。重大インフラ設備建設プロジェクトの10件以上を試行的にスマート化する予定だ。

　5G通信、人工知能（AI）、スマートコネクテッド、モノのインターネット（IoT）などの新技術を交通分野に応用。重要区間の全天候、その他条件もリアルタイムで捕捉する。自動運転、V2X（車車間・路車間無線通信）のモデル事業5件を指定する方針だ。鉄道や港湾の分野でもデジタル化に取り組む。


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